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いい香りが好き。これに尽きる。

アロマコラムを書くにあたって、どんなことを書いたらいいのか?ここ数日、少し悩んでいました。


自分の中で、アロマに興味を持ったきっかけを振り返るところから始まり、頭の中にはたくさんの思いが巡っては巡り・・・


そんな中で行きついた先が、わたしは子供のころから、「いい香りが好き。」これに尽きるなと。



思い返せば、いわゆる「香り」に興味を持ったきっかけは、母が集めていた香水でした。


母の部屋には、液体のものからパウダリータイプまで、たくさんの香りがあって。

子供心に興味深々なわたしは、シュッシュと試しすぎて怒られたり。


若いころは、よく借りたりもしていました。


今となっては懐かしい思い出ですが、今でもあれは素敵な香りだったなぁと覚えている香りもあって。


GIVENCHYや、Diorです。(CHANELは大人になってから魅力が理解できました)


数年前、Diorの調香師のドキュメンタリー映画が公開され話題になりました。


他にも、調香師をテーマにした映画はたくさんありますね。


見るたびに感じるのは、人間の卓越した五感・才能の凄まじさ。
人間の嗅覚の可能性。プロとして、香りを束ねることを仕事とする姿勢・感覚を鈍らせないための努力。

もっと語彙力があれば、書きたいことは山ほどありますが、、、



どの映画を観ていても、本を読んでいても、日常をたどってみても、


いつも香りについて想うことは、 香りは人の記憶に残る ということ。



精油について学んでいると、このツールには、きちんとした根拠があることが分かります。



街ですれ違った人の香りで、誰かを思い出したことはありませんか?

い草の香りで、おばあちゃんの家を思い出したり。



香りと記憶にはとても深い関係性があるんです。



当店では、たくさんの精油を扱っています。また、精油同士を複数ブレンドしたブレンドオイルも制作しています。



いい香りが好きだから、いつか誰かの記憶に残るような香りになりますように、という思いを込めて、
何度も試作を重ねてブレンドしています。




なぜアロマの仕事をしているの?と聞かれたら、私は迷わずこう答えます。



「いい香りが好きだから」。



理由なんてシンプルなものでいいと思っています。


自分が好きな香りを見つけること。


好きな香りを、もっといい香りにしたい!と思う空間に置いてみること。



すると、空気が清潔になった感覚がするかもしれません。



別の空間へ来たような気持ちになるかもしれません。



そうやって、いいと思う香りを感じてみたらいいんです。


気持ちが前を向いたり、いい気分で過ごせたら、それがあなたにとってのいい香りなのです。



香りの好みはさまざま。使いたい場所も、使いたい場面もひとそれぞれ違います。



香り選びに迷った時は、お気軽にお問い合わせください。







フレグラント・アプリコット