カモミールローマン精油の香り・作用・おすすめの使い方
カモミールローマン精油の香り・作用・おすすめの使い方
基本情報
精油名 | カモミールローマン(ローマンカモミール / カモマイルローマン) |
学名 | Anthemis nobilis / Chamaemelum nobile |
科名 | キク科 |
主な原産地 | フランス・イギリス・ブルガリアなど |
抽出部 | 花 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
香りのノート | ミドル |
香りの系統 | フローラル系 |
香りの特徴 | リンゴのような甘酸っぱさを持つ、あたたかみのある香り。 |
主な成分 | アンゼリカ酸イソブチル、アンゼリカ酸イソアミル、アンゼリカ酸メチルアリル、αーピネンなど |
カモミールローマンについて
カモミールには、ローマン種とジャーマン種があります。
ローマン種は多年草、ジャーマン種は一年草で、香りも成分も大きく異なります。
どちらも薬用植物として、世界中で栽培されています。
カモミールローマンの花は、中央に黄色くまるい部分があり、白い花びらが咲いています。
その可愛らしい花から抽出される精油は、甘酸っぱいリンゴのような香りと表現されています。
古代ギリシャ人は、カモミールのことを、地面のリンゴ「カマイ・メロン」と呼んでいたと言われています。
用途が多い精油ですが、特にエステル類が豊富なため、精神面への有用性が期待でき、とてもやさしい香りは、心が弱っているとき、深いリラックス空間を作りたいときに向いています。
香りについて
フローラル系
リンゴのような甘酸っぱさを持つ、あたたかみのある香りです。
親しみやすく、あらゆる人に好まれやすい香りです。
ブレンドへ少量加えると、まとまりのある優しい香りに仕上がります。
真正ラベンダーやオレンジなどの柑橘系とも香りの相性がとても良いです。
こんなときにおすすめ
心を落ち着かせたい時や、穏やかに眠りたい時におすすめです。
特に、リラックスするための空間作りに適しているため、ベッドルームの香りとしてもおすすめです。
また、手作り化粧品の香り付けとして使用されることも多い精油です。
ブレンドすると相性のよい精油
イランイラン1st、イランイランエクストラ、ジャスミン、ゼラニウム、ネロリ、パチュリ、ローズオットー、 パルマローザ、ベルガモット、マジョラム、ラベンダー(ラバンジン スーパー)、真正ラベンダー、ラベンダーブルガリアン、レモン、レモンマートル
使用上の注意
・妊娠初期の方は使用しないでください。
おすすめの使い方
カモミールローマンは、生命力の強い植物として、知られています。
精神面を強くサポートしてくれる香りなので、ショックを受けた時、心を深く落ち着かせたいときに芳香浴での使用がおすすめです。
ディフューザーで香りを拡散させたり、アロマストーンやハンカチへ1~2滴を滴下して、ゆっくりと香ってみましょう。
また、日々の疲れを取るために大切な睡眠空間にもおすすめの香りです。
作用が穏やかなので、子供部屋の香りにもおすすめです。
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